因幡の塩鯖丼デビュー 「鳥取新名物に」5店競作http://sankei.jp.msn.com/region/news/120924/ttr12092402030001-n1.htm
通年で提供できる海の幸を新たな鳥取名物の昼ごはんに-と開発された「因幡の塩鯖丼」が23日、鳥取市のJR鳥取駅前の商店街で披露された。市内の飲食店が競作したオリジナル丼5種類で、この日は食べ比べ用のミニサイズを販売。24日から、各店のメニューとしてデビューする。
海の幸に恵まれた鳥取だが、松葉がには冬、シロイカやイワガキは夏場と、代表的な名物は旬の季節が限られる。さらに、いずれも晩餐(ばんさん)として食べるイメージが強いことから、市民らで組織する「とっとりの新ご当地グルメを創る会」が、季節を問わず安価に提供できる丼物を創作しようと提唱。呼び掛けに応えた5店が、4月から開発に取り組んでいた。
出そろった5品は、
▽特製の出汁で食べる「鯖のぶぶ茶めし」(料理路庵かろばんや)
▽とうふちくわ入りの「鯖玉カレー丼」(まねき津ノ井店)
▽地元食材9種を集めた「塩鯖丼」(たき乃蔵)
▽ショウガの風味が効いた「鯖ちゃん」(活魚料理遊漁)
▽ご飯にラッキョウを混ぜ込んだ「大根おろしとポンズで食べる塩鯖丼」(スーパー居酒屋鳥取だいぜん)。
いずれも800円台で提供される。
「創る会」メンバーの植田英樹さんは「日ごろ家庭で塩鯖を食べ慣れている地元の人たちからもおいしいと言ってもらい、デビューの感触は上々。新名物に育つ手応えは十分です」と笑顔を見せていた。
●鳥取因幡観光ネット
http://www.tottori-inaba.jp/new-events/2012/09/post-233.html
「因幡の塩鯖丼」の五カ条
一、因幡地方で作られた塩鯖を使うこと
一、塩鯖とご飯をひとつの器で楽しめること
一、塩鯖、またはご飯に独自の工夫をすること
一、鳥取砂丘をイメージした創作をすること
一、因幡地方を愛し丼でおもてなしをすること
一、因幡地方を愛し丼でおもてなしをすること