地元産 召しあがれ
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◆白壁バーガー 倉吉の商工業者ら開発
倉吉市周辺の商工業者らでつくる倉吉異業種交流プラザは、ご当地バーガー「くらよし白壁バーガー」を開発し、14日に試食会を開いた。白壁土蔵群をイメージした白くふんわりしたパンに、オレイン酸値の高い鳥取和牛のミートパティを挟んだのが特徴。15日から一般販売を始める。
白いパンが目を引くご当地バーガー。肉の濃厚なうまみがやみつきになりそう=倉吉市魚町のレストラン白壁倶楽部 |
ものづくりを通じて倉吉をPRしようと、年明けからご当地バーガー作りに取り組んできた。
白いパンは地元で人気のパン「赤ちゃんのおしり」を製造しているパン店に特注。ミートパティには地元のタケノコをさいの目切りにして混ぜ、食感に変化を持たせた。肉のうまみを生かすためソースは控えめ。レタスやトマトも県中部産を使っているという。
1個500円。15日からは白壁土蔵群内のレストラン「白壁倶楽部」で午後2時半から5時半の間に出されるほか、イベント時にも移動販売車で売り出す。
また、交流プラザは、地元産のスイカと二十世紀梨を使った2種類の「倉吉ジェラート」も開発。スイカ味は種の代わりにチョコチップ、二十世紀梨味は果肉をみじん切りにして入れている。各350円で、白壁土蔵群の喫茶「あかり舎Cafe」で販売する。(中田和宏)
◆ゆりはまがいっパイ 洋菓子店「シェル・ブール」
湯梨浜町産の梨を丸ごと一個包んで焼いたパイ「ゆりはまがいっパイ」を、同町の洋菓子店「シェル・ブール」オーナー、朝倉真一さん(46)が発売した。皮をむき、芯を抜いた梨をシロップで煮込み、パイ生地で包んで焼いた。
きれいな色に焼き上がった梨パイと開発した朝倉真一さん=湯梨浜町田後 |
価格は梨の大きさに応じて1個500~800円。湯梨浜町久留のハワイ夢マート内で1日20~30個、限定販売している。
町から「町のお土産になるものを作れないか」と相談を受け、約1年かけて商品開発した。朝倉さんは「町のためになることができてうれしい。ぜひ焼きたてを食べてほしい」。梨の収穫が終わる11月ごろまでの販売予定。(村井七緒子)
鳥取を召し上がれ!