●産経新聞 2012.8.1
メディカルハーブ、特産品に あす鳥取・大山で会社設立http://sankei.jp.msn.com/region/news/120801/ttr12080102130001-n1.htm
風邪などの予防効果があるとされるメディカルハーブ「エキナセア」を、鳥取県大山町で栽培している生産者らが「ハーブの日」の8月2日、新会社「大山メディカルハーブ」を設立する。社長に就任する平澤雅之さん(56)は「エキナセアは機能性食品として将来性がある。栽培面積を増やし、大山町の特産品にしたい」と意欲を見せている。
新会社は、同町にある陣構茶生産組合「大山ハーブティー開発研究会」の平澤さんらが大規模生産を視野に、会社組織にしよう-と、昨年から準備を進めてきた。
資本金は100万円。事業内容はエキナセアのハーブティーの販売をメーンに、原材料の粉末を大手医薬品会社に販売することも計画しており、初年度は売り上げ1千万円が目標。
エキナセア(和名はムラサキバレンギク)は、北米原産のキク科の多年草で、北米の先住民は約400年前から万病に効く薬草として利用し、欧米では健康食品として人気が高いという。
しかし、国内の認知度はまだ低く、西日本では大山町で平成22年からエキナセアの試験栽培が始まった。今年は約1・5ヘクタールで約10トンの収量を見込んでいる。今後、生産農家を増やし、将来は5ヘクタール、20トンの収量を予定。
平澤さんは「商品販売だけでなく、原材料の確保も課題。エキナセアの生産者にも喜ばれるように頑張りたい」と話している。
<ブログ内リンク>
メディカルハーブ_エキナセア_鳥取・大山町で収穫_集落の美化と農業生産の実益_大山ハーブティー開発研究会