原画展:「ガンダム」キャラクターデザインの安彦良和さん、古事記三部作を中心に−−２１日から因幡万葉歴史館で ／鳥取http://mainichi.jp/area/tottori/news/20120715ddlk31040304000c.html
アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを手がけたアニメーターで、古事記や日本書紀をモチーフにした漫画も描いている安彦良和さんの原画展が２１日、鳥取市国府町町屋の因幡万葉歴史館で始まる。９月２日まで。古事記編さん１３００年と８月４日開幕の「国際まんが博」を記念して企画した。【加藤結花】
安彦さんは、神話や史実を基にした漫画を数多く発表している。特に、古事記や日本書紀を基にした“古事記三部作”と呼ばれる「ナムジ」「神武」「蚤（のみ）の王」は高い評価を得ている。
今回は、古事記三部作の原画を中心に、山陰初公開となる作品約１２０点を展示する。初日は安彦さんの講演会（午後１時半〜同３時半）。「ナムジと青谷上寺地遺跡」と題して、古事記三部作や以前訪れたことがあるという同市青谷町の青谷上寺地遺跡について話す。無料だが、事前の申し込みが必要。
担当者は「原画を見る機会はほとんどないと思うので、漫画や古事記に興味がある方はぜひ来館して、安彦さんの作品世界を楽しんでもらいたい」と話している。問い合わせや講演会の事前申し込みは同館（０８５７・２６・１７８０）。
●因幡万葉歴史館
http://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/
安彦良和原画展～因幡と古事記千三百年～http://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/index.php?view=4194
