岡野農場は鳥取県初のエコファーマー。
●Innoplex
コンビニへのおでん用大根を生産するため鳥取県米子市内に全国7カ所目のローソンファームを設立
http://innoplex.org/archives/12052
コンビニエンスストア大手のローソンと鳥取県境港市の岡野農場が全国のコンビニのおでん用大根を作る農業生産法人「ローソンファーム鳥取」を米子市内に設立した。耕作放棄地を借り受けるなどして、70ヘクタールで大根を栽培し、全国のローソン向けに出荷する。ローソンファームの設立は千葉や北海道、鹿児島、大分、広島県に続き全国7カ所目。
岡野農場は県内初のエコファーマー。境港市の干拓地や大山山麓(さんろく)など県中西部の約160ヘクタールの土地で大根やゴボウなどを栽培。減農薬で堆肥を使った特別栽培の大根はおでん用として、グループ会社でカットから味付けまでの加工をして、出荷している。
ローソンとは設立当初の1995年からの縁で、今は、全国の店舗で岡野農場の大根が使われている。ローソンは生鮮野菜の取り扱いを拡大しており、野菜の安定供給のために全国で農業生産法人を作る計画。ローソンや岡野農場の岡野修司社長によると、ローソンファーム鳥取は岡野農場が75%、ローソンなどが25%を出資し、5月に設立した。大根は今秋からの供給を目指す。ローソンの担当者は「安心・安全な鳥取の野菜を全国の店舗に届けたい」と話す。<参考:朝日新聞より>
●岡野農場
http://www1.ocn.ne.jp/~okano-nj/okanonoujyo.html
鳥取県境港市渡町
●農林水産省「エコファーマー」
エコファーマーとは、平成11年7月に制定された「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(持続農業法)」第4条に基づき、「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画」を都道府県知事に提出して、当該導入計画が適当である旨の認定を受けた農業者(認定農業者)の愛称名で、平成12年8月の「全国環境保全型農業推進会議(会長:熊沢喜久雄東京大学名誉教授)」に寄せられた応募の中から選ばれたものです。
エコファーマーになると、認定を受けた導入計画に基づき、農業改良資金(環境保全型農業導入資金)の特例措置が受けられます。