セアカゴケグモ・中国地方_広島県・大竹市東栄・ダイセル大竹工場_山口県岩国市・岡山県倉敷市

●中国新聞 9月27日
セアカゴケグモ、大竹で確認
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209270005.html
 大竹市は26日、同市東栄の工場内で、特定外来生物で有毒なセアカゴケグモを確認したとの報告を、企業から受けたと発表した。広島県内では初めての事例で、市などが周辺住民に注意を呼び掛けている。

 24日に大竹港に隣接するダイセル敷地内の扉に、約20匹が巣を作っているのを従業員が見つけた。すぐに駆除し、周辺100メートルの側溝などにも薬剤を散布した。報告を受けた市環境整備課は、周辺自治会に注意を呼び掛ける回覧を回し、海岸部にあるコンビナート企業にも報告した。
 セアカゴケグモはオーストラリアに生息する。体長1センチ前後で黒い体色に赤い模様を持つメスが毒を持つ。かまれると痛みを感じ腫れる。子どもや高齢者では発熱、吐き気が出ることもある。側溝やエアコンの室外機などに潜んでいることが多いという。
 中国地方では港を持つ岩国市と倉敷市で見つかっている。

【写真説明】広島県で初、大竹市で見つかったセアカゴケグモ