日本で最も美しい村連合_兵庫県香美町小代区が加盟が内定_鳥取県八頭郡智頭町

●日本海新聞 9月26日
「日本で最も美しい村」連合に加盟内定 香美町小代区
http://www.nnn.co.jp/news/120926/20120926005.html
 兵庫県香美町の小代区自治会(藤沢昌彦会長)は25日、NPO法人「日本で最も美しい村」連合(会長・浜田哲北海道美瑛町長)への加盟が内定したと発表した。10月4日に宮崎県高原町で開かれる連合の総会で正式に決定される。兵庫県内の自治体・地域で同連合に加盟するのは初めて。
香美町小代区を代表する「うへ山の棚田」の美しい景観=同区貫田 

 日本の山里に残る景観や文化、環境を守る活動に取り組む同連合は2005年、7町村で設立。現在は全国44の町村、地域が加入している。加盟町村は相互に交流を行うほか、全国に向けた情報発信や町づくりで支援が受けられる。
 小代区は面積66・16平方キロメートル、人口約2200人。ことし4月に連合に加盟を申請していた。
 同区自治会によると、同連合の審査に当たっては、和牛の古里として実践している循環型農業と、住民総出で盛り上げる「みかた残酷マラソン全国大会」が地域に根付いている点が高く評価されたという。
 同区では正式加盟後に祝賀セレモニーを開き、和牛育成やマラソン大会の取り組みを通じて地域振興を推し進める考え。小代観光協会の田野真吉会長(74)は「加盟が内定し、とてもうれしい。これを機会に小代区を全国、世界にアピールしていきたい」と話している。


鳥取県では、
すでに八頭郡智頭町が加盟している。


●日本で最も美しい村連合
http://www.utsukushii-mura.jp/about
(一部抜粋)
近年、日本では市町村合併が進み、小さくても素晴らしい地域資源を持つ村の存続や美しい景観の保護などが難しくなっています。私たちは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスで最も美しい村」活動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る活動をはじめました。名前を「日本で最も美しい村」連合と言います。
私たちは、小さくても輝くオンリーワンを持つ農山村が、自らの町や村に誇りを持って自立し、将来にわたって美しい地域であり続けるのをお手伝いします。
具体的には、「日本で最も美しい村」のシンボルマークを、日本のみならず世界的にも観光地や文化地域としての目印にするのが目標です。フランスでは既にガイドブックや地図に載るほど有名な活動に成長しています。
自然と人間の営みが長い年月をかけてつくりあげた小さな、本当に美しい日本は、いまならまだ各地に残されています。それらを慈しみ、楽しみ、そして、しっかりと未来に残すために。
自らの地域を愛する皆さんにご協力いただきながら、2005年10月に7つの村からスタートしました。