道の駅「神話の里 白うさぎ」に車を停めて、白兎神社へ。
白兎神社
度重なる戦乱の渦中で白兎神社の創建に関する事柄は不明。
社地も不明だったが、戦国武将であり後に因幡国鹿野藩藩主となった亀井茲矩により慶長年間に復興したとされ、本殿は明治時代に再建された。
本殿の土台に28弁の菊の紋章が彫刻された6つの菊座石が用いられていることから、創建に際し皇室や伊勢神宮と何らかの関連性があるといわれるが、全国的にも珍しいという。
拝殿と本殿は出雲方面を向いている。白兔神(しろうさぎのかみ・はくとしん)は、出雲大社や全国の出雲系列の神社で配祀されている。
因幡の山間の八頭町には3つの白兎神社がる。
八頭町福本の白兎神社は、大正時代の強制的な合祀で、現在は鳥居と社の面影を残し、ご神体は八頭町宮谷の「賀茂神社」に、社殿は八頭町下門尾「青龍寺」に移建されている。
八頭町池田の白兎神社は、稲荷神社と並んでいる。
八頭町土師百井の白兎神社は、慈住寺境内にあり、灯篭には、天保12年白兎神社と刻まれている。
白兎海岸
神話の地・白兎海岸は、日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定された。
淤岐ノ島(おきのしま)
気多(けた)の前(さき)から約150メートル沖合にあり、白兎神(はくとしん)が流れ着いた島だといわれている。
沖の平坦な所は千畳敷(せんじょうじき)といわれ、東西に通ずる洞窟もある。
恋島(こいじま)
大国主命が八上姫を恋い慕った恋島の一番高い神楽岩の上に、1858年(安政5年)に地元の若衆によって、石燈籠が建てられた。現在は、杖突坂(つえつきざか)の下り口の砂浜にある。
川下神社
海神・綿津見神(海若)の娘、豊玉姫神・豊玉姫命(トヨタマヒメ)を祀る神社。
かつての場所から移動されている。
気多ノ前(けたのさき)展望広場「白兎の丘」
2012年12月に完成した展望広場。
カップルで鳴らすと恋愛が成就するといわれる「愛の鐘」、
コインに願いをしたためて投げ入れる「白兎のお告げ箱」や東屋がある。
(コインは、道の駅「神話の里 白うさぎ」で買う)
西側は小沢見海岸が広がり長尾鼻や大山を望む。
南に日本海。東には白兎海岸から鳥取砂丘が見える。
道の駅「神話の里 白うさぎ」の2階のレストランに行こうとしたが、吉岡温泉へ。
志げの家(しげのいえ)に到着。
志げの家(しげのいえ)
この雰囲気、ゾクゾクする。
ほぼ満席。囲炉裏の席へ。
毎週来るという常連客がビールをちびちび飲んでいた。
寿司を半分とか、いなり寿司は1ケから頼めるなどを教えてもらった。
古き良き物に囲まれた店内は心地よい。
家族経営?
店主らしき方が出前に忙しそうであった。
60年続いている店だという。
<メニュー>
にぎり寿司 800円
盛合せ寿司 750円
○ちらし寿司 530円
○巻寿司 480円
助六寿司 500円
いなり寿司 430円
牛丼 550円
○親子丼 530円
玉子丼 450円
きつねうどん 420円
○鍋焼きうどん ???円
たぬきそば 450円
○焼きそば 500円
お好み焼き 550円
○ラーメン 500円
○:食べたもの
焼きそばは、ちょっとイメージが違ったが、
いずれもどこか昔懐かしい素材と味で美味しかった。
何より値段に感謝。
志げの家(しげのいえ)
鳥取県鳥取市吉岡温泉町234
0857-57-0033
11;00~20:00
定休日;水曜日
駐車場もあるらしいが、今日は共同浴場の駐車場に停めた。
吉岡温泉館
帰りに地元の人たちも使う日帰り温泉へ。
源泉掛け流しで少し熱め。
何より、大人200円が有り難い。
吉岡温泉館(よしおかおんせんかん)
鳥取市吉岡温泉町749-1
0857-57-0555
8:00~21:30(閉館22:00)
無休