中国から飛来する大気汚染物質微小粒子状物質PM2.5。
黄砂と共に春先に高い数値を示すことが多く、
国の環境基準値は、大気中1立方メートル当たり1日平均値35マイクログラム。
鳥取県に現在測定器があるのは、鳥取市江津の鳥取保健所。
2011年度は、年間平均値が16.7マイクログラム。
今年度も国の年間環境基準値15マイクログラムを上回りそうだという。
県はホームページ上などでリアルタイムに測定値を表示できるように、
予備費を1,000万円以上かけてシステムを整備する方針。
今月中に米子保健所に測定器を導入するほか、来年度中には倉吉市内にも設置し、
県内全域をカバーできるようにするという。
鳥取県だけの問題ではない。
問題は対策だ。
日々の生活をどうすればいいのか?
花粉より粒子が小さいので、目の細かいマスク、メガネ、換気扇や外出は控えるといったことしかないのだろうが、国家レベルでの早急な対応が望まれる。
福島第一原発からの放射性物質の拡散も続いている。
●鳥取県の微小粒子状物質(PM2.5)相談窓口
http://www.pref.tottori.lg.jp/209774.htm
生活環境部 水・大気環境課
電話 0857-26-7206
(夜間、休日:080-2922-2219)
●環境省大気汚染物質広域監視システム・そらまめ君
http://soramame.taiki.go.jp/