■青春18きっぷ2012年9月2日/鳥取・湖山~島根・出雲大社‐【その2】鳥居・参道・祓社・拝殿(御仮殿)・賽銭・二拝四拍手一拝・一拝祈念二拝四拍手一拝

■青春18きっぷ2012年9月2日/鳥取・湖山~島根・出雲大社‐【その2】

いよいよ神々の国・出雲の出雲大社へ。

パワースポットとしても注目され、縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。
主祭神は大国様・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、古事記の国譲り神話では、大国主大神が天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が、出雲大社の始まりとされている。

スッキリと整備された街並。
緩やかな坂を上り、木製の鳥居(二の鳥居)に到着。

いよいよ神域へ。
立派な松並木の参道を歩く。
残暑を感じさせない冷気と神域の霊気。

右手に心身を清める小さな祓社と浄の池。
八雲山に向かって歩くので上りと思いきや、下っていく。


参道の一部は松の保護のために中央は歩けない。
砂利の下には、根を守る保護マットも敷いてあった。


左右の御神像の先に、手水舎(ちょうずや・てみずや)。
手と口を清め、銅の鳥居をくぐり境内へ。

拝殿で、お賽銭と二拝四拍手一拝の作法で拝礼。
※現在は平成の大遷宮中の為、拝殿は御仮殿。



●「お賽銭について」
・金額の決まりはない。額によるご利益の差もないし、10円を入れたら縁が遠のく等は有り得ない。
<語呂合わせの例>
5円=ご縁
10円=遠縁
15円=十分にご縁、いいご縁
25円=二重にご縁
35円=みんなにご縁、三度ご縁
45円=始終ご縁、良いご縁
55円=ご十分にご縁、後生にご縁
など。

私は高額派。
祈願成就のお礼と数倍のご利益を期待して、賽銭箱に奉納した。

※注連縄(しめなわ)に賽銭を投げて刺すという行為は、
注連縄が傷つくし、他の参拝客が迷惑・危険のため賽銭箱へ。と思う。

●「二拝四拍手一拝」
出雲大社の拝礼作法。
諸説あるようだが、一畑電車のガイドさんの話も思い出しつつ・・・

1、90度の礼を2回。
2、その後、4回手をたたき、手を合わせて願い事。
※不幸せにならないように指の節(ふし)をずらして拍手。
※四拍手は「四合わせ=幸せ」に通じるから。
3、90度の礼を1回。

幸せがキーワードのようだ。
正確には、一拝祈念二拝四拍手一拝だとか。

●「一拝祈念二拝四拍手一拝」
出雲大社紫野教会
出雲大社の拝礼作法
http://www.izumo-murasakino.jp/yomimono-005.html
出雲大社の拝礼作法が、他の神社とは違う「四拍手」であることはよく知られていますが、もっと正確にいいますと「一拝・祈念・二拝・四拍手・一拝」なのです。
「拝」とは立っている場合は上半身を九十度に折って、頭を下げることをいいます。
<拝礼作法>
一拝 : 深いお辞儀をします
祈念 : 拝と同じように深いお辞儀をして、まず自分が今ここに生きている感謝のこころを捧げます。そして、これから自分の行うことや、心に思っていることを祈念します。
二拝 : 深く二度お辞儀をします。
四拍手 : 静かに両手を胸の高さに伸ばし、四度拍ちます。拍手は真剣な気持ちで、神のおかげを心から感謝し拍たねばなりません。
一拝 : 深いお辞儀をします

私は、どこの宗教施設を訪れても神仏や死者に拝む参拝は、でたらめ。
葬儀の焼香回数も、いいかげん。
パリのノートルダム寺院で二礼二拍手一礼したこともある。
しかし今日は、畑電のガイドさんを思い出して、二拝四拍手一拝。