晴天続きで甘く大玉 鳥取、二十世紀ナシ初収穫http://sankei.jp.msn.com/region/news/120828/ttr12082813020003-n1.htm
鳥取県の特産、二十世紀ナシの露地物の収穫が28日、県内でも栽培が多い湯梨浜町などで始まった。JA全農とっとりによると、販売総額は昨年より1億円多い約17億円を見込んでいる。
鳥取県湯梨浜町で始まった露地物の二十世紀ナシの収穫=28日午前 |
4月に交配した後、目立った天候不良もなく順調に育った。昨年に比べて大ぶりな出来で、糖度は平均11度。梅雨時の雨量が少なく、8月も晴天が続いたため、実に甘味が詰まっているという。
露地物の出荷は9月中旬ごろまで続く。「これからの心配は台風だけ」と担当者。昨年よりやや少ない5900トンを、京阪神を中心に、中国・四国地方のほか海外などにも出荷する予定だ。
祖父の代からナシの栽培を続ける湯梨浜町の農業、音田和彦さん(36)は「この日のために頑張ったのでうれしい」と今年の初収穫を喜んだ。